白百合は晴れの日の花

白百合の花は、昔から日本人に好まれている花だったことをご存知でしょうか？なんと、日本書紀や、古事記にも登場していたのです。それくらい、日本人から愛されている花といえるのでしょう。また、白百合の花言葉は、威厳、純粋、無垢などが代表として挙げられます。確かに、白百合の大輪の花からは、他にはない存在感が感じられ、花一輪だけでも十分に華やかです。そこからは、威厳が感じられます。また白百合のパールにも近い純白の色からは、純粋や、無垢なイメージが感じとれますよね。昔の人は、その花独特の特徴を適格に感じ取り、花言葉にし、花にメッセージを託して花から人に言葉を伝えた。なんだかとてもロマンティックで素敵ですよね。ただ、この花言葉は白百合に関しての花言葉なのです。これが赤やピンクの百合になると、虚栄心、思わせぶりという花言葉にかわり、黄色い百合だと、偽り、陽気、不安になるのです。オレンジ色の百合は軽率、憎悪。黒百合は、愛、呪い。百合でも花の色によってこれほどまでに花言葉が変化してしまうのです。でも、その花言葉の意味を理解して初めてわかりました。結婚式には、白百合はよく使用されるけれど、そのほかの色の百合の花は使われません。それには、結婚式の晴れの日にはふさわしくない花言葉が白百合以外の花には含まれていたからなのですね。私もこれらを踏まえて、花を贈る時には注意しなくてはいけませんね。ただ、花言葉も日本と西洋では若干意味合いも変化するようで、例えば西洋では赤やピンクの百合の花言葉は、暖かさ、富と繁栄と、かなり良い意味合いが含まれていたりします。花言葉もなかなか奥深いですね。