ユリ根

ラッパ型の花は？と聞かれたら、百合と答える人が多いのではないでしょうか？白百合もみごとなラッパ型ですよね。それくらい、日本は百合(白百合)の宝庫と言えます。また日本と肩を並べるくらいに百合が豊富な国として、中国が挙げられます。ところで、茶わん蒸しなどに入っているユリ根ってありますよね？ユリ根は、その名の通り百合の球根の部分だとご存知だったでしょうか？私は知らずに、あの独特の甘みを持つユリ根が大好きで、好んで食べていました。ユリ根が百合の球根だと知ったのは、中学に入ってからだったように思います。だって、あんなに見事な花を咲かせる百合の球根が食用だとは、誰だって思いもしない事ではないですか？いったい誰が食用だと気づいたのでしょう・・・このユリ根ですが、全ての百合の球根が食用かといえばそうではないそうです。代表的なものとして、コオニユリ、オニユリ、ヤマユリの球根が食用に適しているのだそうです。白百合の球根は残念ながら食用ではないようですね・・・(笑)我が家では、私がユリ根を大好きなので、茶わん蒸しには必ずといっていいほどユリ根が入っていますが、その他の食べ方としては、栗きんとんのようにして食べる地域もあれば、ユリ根饅頭にして食べる地域もあるようですね。なんだかとても美味しそう！！ユリ根饅頭に興味を持った私は、ちょっと調べてみました。うらごしをしたジャガイモの中に、ユリ根、甘辛く炊いたシイタケを入れて包み、蒸したものに、餡をかけて食べるようです。ちょっと手間はかかりそうではありますが、一度チャレンジしてみます。